クレーンゲームの景品ブランド別の重心予測のポイント:「英雄勇像」(2023年4月更新)

景品ブランド別の梱包形式を踏まえて、重心予測のポイントを紹介するページです。今回は「英雄勇像」について紹介します。

梱包形式の概要

まずは「英雄勇像」 の梱包形式の特徴について、登場数が多いウルトラマンと仮面ライダーのケースを中心に見ていきます。

基本的には厚紙形式で、「表」側 か「裏」側かのどちらかに寄せてあります。

厚紙の中を空けると、景品が上下一体で景品が入っています。上下は固定されていませんが、厚紙でしっかり押さえてある場合は中で大きく動くことはないです。

景品の上下が分離されることもあります。その場合は重心は「下」側に寄ったり、「動く」になりやすいです。厚紙で押さえてあっても、分離されていると安定しないので、動き易くなります。分離されるかどうかは造形にある程度依存するようにも感じますが、「なぜこの造形で?」と思うこともあり、分離の法則は良く分からないです。

切れ込みによって動かないようするケースもあり、この場合は「中」付近によりやすくなります。これは仮面ライダーの場合に多い気がします。仮面ライダーの方がパーツが尖っていたりするため、破損防止に気を遣っているのかもしれません。

まとめると、

  • 基本的には厚紙で押さえる形式 (ブリスターパック形式もたまにあり)
  • 表裏は、どちらかに寄せる形式
  • 上下は固定されないことが多い (切れ込みによって動かないようにすることもあり、仮面ライダーの場合に多い)
  • パーツは上下一体のこともあれば、上下で分離されることがある

色々な梱包パターンが混在しているため、傾向が定まりにくいブランドの一つです。基本的な重心の構成比率を頭に入れつつも、実際の挙動から中の梱包状態を想像して重心を見極める必要があります。

重心傾向の定量的データ

上記の特徴を踏まえて、上下・表裏重心について具体的にどのような構成比率になっているのか (例えば、重心が「上」寄りになるのは何%くらいか、重心が「表」寄りになるのは何%くらいか)、統計データでは定量的に確認できます。景品ブランド別の重心傾向について、定量データで見たい場合は「重心傾向の統計データ」をご覧ください。