クレーンゲームの景品ブランド別の重心予測のポイント:「VIBRATION STARS」(2023年11月更新)

景品ブランド別の梱包形式を踏まえて、重心予測のポイントを紹介するページです。今回は「VIBRATION STARS」について紹介します。

梱包形式の概要

まずは「VIBRATION STARS」の梱包形式の特徴について見ていきます。このブランドは、動きがある造形が特徴で、本体が上下で分離されることが多いです。が、近年は梱包方式に一部変化が見られ、本体を動かないようにする工夫が見られます。

まずナルトのケースを見てみます。こちらは厚紙形式で裏側に寄せて梱包してあることが分かります。基本的には厚紙形式で、「表」側 か「裏」側かのどちらかに寄せてあります。

厚紙の中を空けると、本体が上下で分離されています。開いた足の間に胴体を挟むようにコンパクトに梱包されているため、全体として下側に寄っていることが分かります。また厚紙に「仕切り扉」にようなものがあり、その奥側に台座が収納されていいます。厚紙で押さえていることに加え、「仕切り扉」が台座を押さえることで、景品はあまり動きません。そのため今回のように本体が上下に分離されると、重心は「下」側 (もしくは「中」付近くらい) に寄ることが多いです。ナルトの「VIBRATION STARS」でよく見る方式です。

たまに本体分離されずに固定されることもあります。こちらは上下が分離されずにかつ頭部が上側になっているため、重心は「上」でした。あまり頻度は高くないですが、たまに見る方式です。

「仕切り扉」に切り込みがあり、そこに台座のパーツをかけることでやはり動かないようになっています。これが重心操作の目的なのかはわかりません。プチプチを付けてあることからも、頭部パーツを保護したかった可能性もありそうです。

鬼滅の刃のケースを見てみます。こちらも裏面寄せですが、開けてみると、本体が下側に配置され、上側だけ厚紙の「押さえ」があります。

押さえを開けると、本体は上下で分離されずにそのまま配置されていることがよく分かります。厚紙の「押さえ」があるため、あまり動きません。今回のように手足を大きく拡げるような造形だと本体は分離されそうですが、そこはコンパクトに収まる角度があるなら分離されないようです。

甘露寺蜜璃のケースはどうでしょうか。こちらも本体は上下で分離されていません。頭が下側に寄っているため重心は「下」です。台座は奥側に配置されていますが、特に「仕切り扉」等の押さえもありません。頭部が上側に向けられるケースもあるので要注意です。

他の作品タイトルも見ておきます。パワーは表寄せでした。造形的に元々コンパクトで本体の上下分離はされていません。台座が「仕切り扉」で押さえられているため、大きくは動かず「下」寄りでした。

最後にやや小型の箱(12×18×9cm)のケースを見てみます。見て分かるように箱が小さめというだけあって、隙間があまりできないことが特徴です。表裏の重心差もあまりありません。これは袴の造形で「下」側が重くなっていました。

HUNTER×HUNTERのキルアは、重心「中」くらいでした。

ゴンはややコンパクトな造形で、底上げ方式でした。

以上から色々な梱包パターンを見てきました。 「VIBRATION STARS」は動きがある造形で本来なら箱に隙間も出来そうですが、梱包はあまり動かないように配慮されていることが分かります。表裏は明らかに重心操作されていますが、それ以外は重心操作というよりも動かないように梱包することが重視されているように感じます。

まとめると、

  • 基本的には厚紙形式
  • 表裏はどちらかに寄せる形式が多い
  • 本体の上下は分離されても、「仕切り扉」等の押さえで動かないことが多い
  • コンパクトに収まるなら本体分離されないケースもある
  • に頭部を上側にして切り込み等で固定されるケースもある (頭部パーツを保護したいケースの可能性)
  • 小型の箱だと隙間が出来にくく、隙間を埋める梱包も見られる

意図的な重心操作があるとはいえ、重心がどちらに寄り易いかは定量データを確認するとある程度傾向が見えます。是非「重心傾向の統計データ」を確認してみてください。

重心傾向の定量的データ

上記の特徴を踏まえて、上下・表裏重心について具体的にどのような構成比率になっているのか (例えば、重心が「上」寄りになるのは何%くらいか、重心が「表」寄りになるのは何%くらいか)、統計データでは定量的に確認できます。景品ブランド別の重心傾向について、定量データで見たい場合は「重心傾向の統計データ」をご覧ください。