今回は「横ハメ + 残存角外し型」の詳細編になります。「残存角外し型」は、縦ハメ系戦術が対策されがちな現プレイ環境下ではとても重要な戦術です。縦ハメ系はできるが横ハメ系は苦手という初・中級者の方も多いと思います。是非コツを覚えて頂ければと思います。
【Step1】景品を横向きにしてハメる
「残存角外し型」では、まずは景品を横向きハメる必要があります。横ハメにするまでのプロセスにも色々なコツがありますが、ここでは【Step1】の「Q&A」は省略します。「残存角外し型」の本丸である【Step2】からいきましょう。(【Step1】は他戦術とも共通部分であるため、いずれ別枠で細かく扱いたいと思います)
【Step2】ハマりを深めていく
横向きにハマったら、いよいよ残存する角にアームを通していきます。まずは基本のおさらいですが、このハマりを深めるプロセスはなるべく片アームで行っていきます。両アームで景品を持ち上げてしまうと、景品がバーを軸に回転する動き(「パタパタ」する挙動)になりがちで、ずらす力が回転で逃げてしまうためです。
もちろん、両アームでずらす動きを作ることも出来ます。例えば、片アームをギリギリに寄せながら両アームを通すことで、アームの通り方に時間差が出るので片アーム時と似たような動きを作る方法もあります。…が、やはり片アームで動かせるに越したことはないので、ここでは片アームで動かす方法をベースに記載します。
(両アームを通すと、景品全体を浮かせて回転させる動きになりがち)

(片アームだけ通すと、反対側を軸にずらす動きを作れる)

(これもバーをまたいで左アームだけを左角に通したので…)

(左側がしっかりずれた)

(これは操作ミスで両アームを通してしまった)

(修正して片アームだけを通すことで…)

(しっかりずれて角が外れる)

等々、このように攻めるのが基本です。そんな時以下の状況になったら…
Q.「角の下の隙間にアームを通せない」
可能性① ➡ 隙間がまだ小さい?
横ハメ直後でハマりが浅いと、角の下側の隙間が小さいため、アームを通せないことがあります。こんな時は、アームが降りる際の「理論上の最底部」と隙間の位置をピンポイントで合わせるようにします。隙間が広い場合はともかく、隙間が狭い時はピンポイントで狙わないと隙間に入りません。うまく位置調整しましょう。
(ハマりがまだ浅いので…)

(左アームを隙間に通せない)

(これもハマりが浅く、隙間を外してしまった例)

(これもハマりは浅いが…)

(ピンポイントにアームの最底部を隙間に合わせれば…)

(動かすことが出来る)
