クレーンゲームの景品の開封例85:鬼滅の刃 VIBRATION STARS-竈門炭治郎 & 煉獄杏寿郎-

今回は「VIBRATION STARS」を開封します。動きをコンセプトとしているブランドだけあって、カッコイイ造形が多いですよね。それだけに、重心統計上の姿勢定義は「傾き」が基本となります。姿勢が傾きの場合は、重心は「下」になることが多いです。今回の重心も「下」でした。なぜそうなるのか、内容を確認したいと思います。

開封

本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。裏面に寄せてあることが分かります。

厚紙の中を見てみましょう。厚紙の中で頭部・胴体・足は別々のパーツとして配置されています。まず下側に足が配置され、その上をマントが覆うようになっています。さらにその上に、胴体と頭部が乗るようになっています。姿勢が「傾き」だと、直立するパーツがないため、パーツが下方向にかたまりやすいです。今回も足の上に胴体・頭部を乗せるようになっていますが、それでも重心は「下」でした。また全体としてはパーツが少し右側に偏っているので、左右の重心は「右」となります。

「VIBRATION STARS」の特徴として、箱の横幅が大きいこともポイントです。これもパーツが下側に寄り易く、かつ左右に偏りが出来やすい原因です。炭治郎の時も、左右の偏りが大きかったです。「傾き」の造形を梱包し易くするために、横幅は広くとっているんでしょうね。

(炭治郎も右に偏っていました(写真は裏面からのアングル))

いかがでしたでしょうか。 「VIBRATION STARS」は鬼滅の刃のキャラクターも相次いで登場していますし、今後も注目のブランドだと思います。梱包内容からも分かるように、重心は「下」(もしくは「動く」)が多くなるかと思います。左右重心の偏りが強いことも注意が必要です。ご参考ください。

景品名鬼滅の刃 VIBRATION STARS-竈門炭治郎 & 煉獄杏寿郎-
梱包形式厚紙仕切り形式 (上下非固定式)
重心下/裏
登場年月2020/12
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