クレーンゲームの景品の開封例113:仮面ライダーセイバー 仮面ライダーエスパーダ ランプドアランジーナ フィギュア

今回はあさぎりゲンのケースと同様に、本体サイズから重心をどのように推察できるかを考えていきたいと思います。今回の景品ですが、本体サイズは16cmと発表されています(頭部の装飾含めると実際は18cm) 。また箱のサイズ(縦)ですが、20cmです。ここから何を読み取るべきでしょうか。

開封

本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。景品は裏面に寄せて配置してあります。

中を見てみます…が、表側に台座があって良く分からないので、中身だけを表裏をクルっと裏返してみましょう。

(このままでは良く分からないので…)

(本体だけクルっと裏返しました)

改めて中を見ると、本体の上下が分離されていることが分かります。全体としては下側に配置が寄っているため、重心は「下」でした。頭部も分離されています。プチプチに包まれて、身体の上側に配置されているのが頭部です。

今回は本体サイズと箱サイズの差(箱の隙間)は2cm程度です。それだけならパーツ分離は不要だったと思います。それでもパーツ分離された理由ですが、二点考えられます。一つ目は、頭部に繊細なパーツがあると、頭部保護のために分離されやすいという点です。これはなんか分かりますよね。ポニーテール、「アホ毛」等も繊細なパーツになることがあります。
二つ目は「ローブ・マント」的な造形です。肩くらいから伸びるローブ・マント的な造形があると、分離されることがあります。横方向にたなびく場合は単純に箱内に収めるためだと思いますが、今回のように縦方向に伸びる場合は理由は正直良く分かりません。破損防止のためかもしくは塗装の都合なのかもしれません。

(セイバーは頭部だけが分離されていました)

いかがでしたでしょうか。本体サイズと箱サイズの差から(加えて造形の特徴から)パーツが分離されているかどうかは、ある程度予測が出来ます。ご参考頂ければと思います。

景品名仮面ライダーセイバー 仮面ライダーエスパーダ ランプドアランジーナ フィギュア
梱包形式厚紙仕切り形式 (上下非固定式)
重心下/裏
登場年月2021/2
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