クレーンゲームの景品の開封例110:Dr.STONE FIGURE of STONE WORLD-造形の科学-あさぎりゲン&石神千空

今回の景品ですが、本体サイズは18cmとHP上で記載されています。また箱のサイズ(縦)ですが、同じく18cmです。ここから何を読み取るべきでしょうか。今回は本体サイズから重心をどのように推察できるかを考えていきたいと思います。

開封

本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。景品は表面に寄せて配置してあります。

裏側から中を見てみましょう。まず頭部ですが、胴体とは分離されて下側に配置されていることが分かります。そして身体の上下も分離されています。全体としては下側に配置が寄っているように見えますが、胴体側はローブが長いために下側は空洞です。そのため重い部分は中央付近に集中し、重心は「中」でした。

今回は本体サイズと箱サイズが同じ18cmなので、そのままでは梱包できません。パーツが何らか分離されていると考えるのが自然です。「それなら頭部だけ分離で良いのでは?」と思うところですが、今回は右手を上げているため、頭部の分離だけでは右手の破損リスクが残ってしまいます (箱上部にギリギリになるため)。そのため身体の上下を分離したものと思われます。

(右手はサイズ的に入らなくはないがギリギリ)

「ならそもそも頭部の分離が不要だったのでは?」とも思えますが、それは確かにその通りです。頭部に繊細なパーツがある訳ではないので、これは理由が分からないですね。初めは頭部だけを分離する仕様とし、後からやっぱり身体も分離するべきだとして追加仕様になったのかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか。本体サイズと箱サイズの差から(加えて造形の特徴から)パーツが分離されているかどうかは、ある程度予測が出来ます。ご参考頂ければと思います。

景品名Dr.STONE FIGURE of STONE WORLD-造形の科学-あさぎりゲン&石神千空
梱包形式厚紙仕切り形式 (上下非固定式)
重心中/表
登場年月2021/3
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