クレーンゲームの攻略例310 (末広がり)：広いエリアで勝負したいが右アームが邪魔する…どう対応すべきか？

縦長の景品であまり厚みはないです。橋幅は狭めですが、厚みのない箱だと一見は落とし易そうに見えますよね。…が、実際には薄い箱ならではの難所もあります。今回はそんなケースです。

攻略

【1手目】左側面に左アームを寄せて入れます。景品が右を向きつつ横に立ちました。

(景品が横に立ちました)

【2～4手目】奥側を右に振っていきます。順調に動きますが、バーの奥側にアームを入れる場所がほとんどなくなります。仕方ないので4手目はバーの手前側にアームを入れます…が、右アームが景品の右側 (景品の写真がある正面側) に入ってしまいます。右アームが干渉したことで、奥側が少し左側に戻ってしまいました。これが薄い箱の末広がりでの一つの難所です (「横立て型」の場合)。

(最初はバーの奥側を動かしますが…)

(バーの手前側だと右アームが干渉してしまいます)

【5～6手目】 奥側が少し左側に戻ったので、再度奥側を右に振ります(奥側の右角が橋の間に出るまでにはいきません)。次に手前側に右アームを寄せて入れます。手前側が少し左に動き、奥側の右角が橋の間に出て来ました。

(手前側を左に振ると…)

(奥側の右角が橋の間に出て来ました)

【7手目】改めて奥側を右に振ります。右アームが景品の右側 (景品の写真がある正面側) に入らないように気を付けます。右アームの過度の干渉を避けることが出来たので、奥側が少し右に動きました。

(右アームの入れ方に気を付けて…)

(奥側を左に動かしました)

【8～9手目】奥側の右角がかなり橋の間に出てきたので、戻るリスクは少なくなりました。続けて奥側を振っていくと、8手目で手前向きに倒れつつ奥側がハマりました。

【10手目】奥側の角を両アームで持ち上げます。持ち上げる勢いで景品が手前側にずれると、奥側が外れて落ちました。

(手前にずらしつつ落とします)

総括

5～7手目で右アームの干渉をかわしたことがポイントです。末広がりは広いエリアほど移動制限との戦いになるので、次第に広い方のアームが景品を戻すように干渉してきます。「横立て型」で景品の厚みがない時は特にアームを入れる場所がシビアになります。今回は6手目の調整と、7手目のギリギリの攻めでうまく干渉をかわしました。
6手目のようにうまく動かせるかですが、末広がりは手前側が非重心のことが多く、また広い方のアームが強めになっていることが多いので、手前側が動かないリスクは低いと思います。もし動かなかったら、その後は厳しい展開になるので気を付けたいです。