クレーンゲームの景品の開封例112:NARUTO-ナルト- VIBRATION STARS-UZUMAKI NARUTO-

「VIBRATION STARS」です。以前も紹介しましたが、このシリーズは重心「下」や「動く」が多いです。今回の重心も「下」でした。果たしてどのような梱包になっているのか実際に確認していきましょう。

開封

本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。正面から見ると少し分かりにくいですが、裏面に寄せてあることが分かります。

中を見てみましょう。胴体側と足側でパーツは分離され、足の間に胴体を挟むような形で配置されています。バンダイスピリッツ社で造形上の姿勢が「傾き」の場合に、よく見られる配置の仕方です。全体としては下側に配置が寄るため、重心は「下」でした。

ちなみにバンダイスピリッツ社で姿勢が「傾き」だからといって、いつも重心が「下」になるとは限らないです。他の事例を見てみましょう。例えば「AMAZING HEROES」の爆豪勝己は、箱のサイズが小さいこともあり、箱の上部付近まで景品が詰まっていました。足の間に胴体を挟むような梱包方法ですが、重心は「上」でした。

(箱が小さいため、箱の上部付近まで景品が詰まっています)

「MAXIMATIC」のベジータは、景品の配置が裏面にかなり寄せてあり、上下パーツもキレイに積み上げられています (足の間に挟むような積み方ではない)。箱のサイズは大きいですが、本体サイズも大きく、かつ積み上げて上部付近にまで景品が達しているため、重心は「中」でした。

(上下パーツがキレイに積み上げてあります)

以上、造形上の姿勢が「傾き」でも、箱のサイズやパーツの詰み上げ方によっては重心が「下」以外になることがあると分かります。

少し脱線しましたが、「VIBRATION STARS」に話を戻しましょう。同ブランドは箱のサイズに対して相対的に本体サイズが小さいです。またキレイに積み上げるような梱包でもないです (足の間に胴体を挟む等の梱包が目立つ)。そのため姿勢が「傾き」でも重心は「下」や「動く」になりやすいのが特徴です。比較的登場数も多いブランドなので、重心予測の参考として頂ければと思います。

景品名NARUTO-ナルト- VIBRATION STARS-UZUMAKI NARUTO-
梱包形式厚紙仕切り形式 (上下非固定式)
重心下/裏
登場年月2021/4
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