今回は女性フィギュアの典型的な重心傾向について、続きを書きたいと思います(ケース①についてはイシュタルの開封ケースを参照)。立ち姿で頭部が素直に上側に配置されていれば、後は身体の各パーツの特徴からある程度重心が予想できます。今回はケース②です。果たして重心はどうなっているでしょうか。
- ケース① 髪型ロング + 水着(的な衣装) ➡重心「上」
- ケース②: 髪型 ロング以外 + 普通の私服 [ミニスカ] ➡ ？
- ケース③: 髪型 ロング以外 + 水着(的な衣装) ➡ ？
開封
本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。正面から見ると少し分かりにくいですが、裏面に寄せてあることが分かります。
厚紙の中を見てみましょう。パッケージの写真の通り、頭部を上側にして景品が配置されています。長い箱の場合は、上下でパーツが分離することなく配置されていることが多いです。
ぱっと見で分かる通り、今回はミニスカートなので重い部分は上半身に寄っています。一方の足側の造形はすっきりしているため基本的には軽くなります。今回は髪型が「ロング以外」なので頭部の重さはそれほどないと思いますが、それでも全体的には上半身に重さが寄ります。そのため重心は「上」でした。
今回のような造形は女性フィギュアではよくありますよね。立ち姿の場合は、パーツの特徴からある程度重心は予測できるはずなので、是非予測して見て頂ければと思います。次回のケース③では、髪型がロング以外で水着的な衣装の場合を扱う予定です。
| 景品名 | 冴えない彼女の育てかた Fine スーパープレミアムフィギュア“加藤 恵” |
| 梱包形式 | 厚紙仕切り形式(上下非固定式) |
| 重心 | 上/裏 |
| 登場年月 | 2021/2 |
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