クレーンゲームの景品の開封例103:桜ミク 描き下ろしフィギュア 2021ver.

前回に引き続き、女性フィギュアの典型的な重心傾向について書きたいと思います。立ち姿で頭部が素直に上側に配置されていれば、後は身体の各パーツの特徴からある程度重心が予想できます。今回はケース⑥です。ここでいう「ツインテール」とは初音ミクのように大型のツインテールを指します。その場合に何が起きるのか、開封して見ていきましょう。

開封

本景品は、ブリスターパック形式です。問題のツインテールですが、初音ミクのように大型のツインテールの場合、基本的にはパーツが分離されます。

ツインテールの配置ですが、中央付近から下付近にかけて配置されていることが分かります。このツインテール等の重さが影響し、重心は「下」でした。ツインテールの配置がどこになるかは景品によって異なりますが、今回のように中~下側に置かれることが多いように思います。

(ブリスターだとこんな配置が多いです)

(こちらもブリスターの配置ケース)

(ブリスター以外だと身体の周囲に配置されます)

(これは隙間の都合で、片方のテールが少し上側に配置)

以上にように、全体として見るとツインテールの重さが影響して重心は「下」側に寄り易くなります (特にブリスターパック形式の場合に顕著)。ツインテールの重量がありそうな造形の場合は頭の片隅に置いておきたいです。

ところでこの桜ミクですが、タイトーは「桜ミクくじ」を発売しているように、このキャラクターに力を入れていますよね (たぶん)。実際に本景品もなかなか出来が良いと思います。こういうのをどんどん出して欲しいですね。

景品名桜ミク 描き下ろしフィギュア 2021ver.
梱包形式ブリスターパック形式
重心下/裏
登場年月2021/2
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