前回に続いて「SSSフィギュア」です。繰り返しになりますが、「SSSフィギュア」の重心は「動く」ことが多いです。…が、最近は少し変化の兆しが見えます。実際にこの景品は「動かない」景品でした。箱の見た目からも「あれ?」と違和感を持った方もいるかもしれません。どういうことなのか、梱包内容を見てみましょう。
開封
本景品は、厚紙仕切り形式です。正面から見ると分かりにくいですが、裏面に寄せて景品が配置されています。
それでは中を見てみましょう。
厚紙の中を見てみると分かりますが、頭部を上側にして景品が配置されています。厚紙の中で特に固定はされていませんが、動かずに重心は「中」でした。厚紙の中に空洞がほとんど出来なかったことが理由です。お分かりの方もいると思いますが、実はこの景品は箱のサイズがいつもより少しだけ小さくなっています (縦の長さが3cm小さい)。
過去のFateシリーズの「SSSフィギュア」の開封ケースと比べてみましょう。スカサハの時は上部に大きな空洞が出来ていることが分かります。
箱のサイズが従来より少し小さくなったことをどう解釈するかですが、一つはコスト削減や破損防止等ではないかなと想像します。店舗側としても大きな箱の管理は手間だと思いますし。加えて理由としてありそうなのが、大型の箱でかつ「動く」とプレイが難しくなり過ぎて、同ブランドのプレイ数が減るという問題があったのかもしれません (勝手な想像ですけど)。だって、なんだかんだ言っても稼げるならメーカー・小売サイドとしては問題ないはずですし。
以上は (スミマセン…) 勝手な想像も含みますが、SSSフィギュアの小型化や動かない化が今後進むのかは、引き続き注視していきたいと思います。
景品名 | Fate/Grand Order SSSフィギュア-セイバー/ラクシュミー・バーイー- |
梱包形式 | 厚紙仕切り形式 (上下非固定式) |
重心 | 中/裏 |
登場年月 | 2020/11 |