「超戦士列伝」は重心「下」が多いです。…が、この景品(ゴジータ)は重心「上」で、「動く」の場合もありました (ゴテンクスの場合は「上」と「下」が混在)。一体何が起きているのか、梱包内容を見てみましょう。
開封
本景品は、厚紙仕切り形式です。正面から見るとわかりにくいですが、表面に寄せて景品が配置されています。
裏面から見てみます。ゴジータの足が景品固定用の切り込みから出ていることが分かります。この切り込みによって、重い頭部や胴体が上側に固定され、重心は「上」になります。
では重心が「動く」個体とは何だったんでしょうか? 実は「動く」方は他人に譲ってしまい未検証なのですが(スミマセン…)、おそらくこの切り込みを使わずに梱包したのではないでしょうか。以前にEXQの間桐桜でそのようなケースがありました。
さて、ゴテンクスの場合は重心「下」と「上」の個体があることを確認しています。表面からの写真は省略して裏面から見てみます。少し底面が底上げしてあることが分かります。
厚紙の中を取り出してみると分かりますが、頭部を下向きに景品が配置されています。厚紙の中に隙間は少なく動かないので、重心は重い頭部がある「下」になります。
では重心が「上」の個体とは何だったんでしょうか? ゴジータ同様、重複した景品は他人に譲ったので想像ですが、やはり切り込みの使用有無が原因ではないでしょうか。ゴテンクスの厚紙をよく見ると、使っていない切り込みがあることが分かります。この切り込みを使った場合に重心が「上」であった可能性はあると思います (開封した方、いかがでしたか?)。
今回のケースは想像が多くてスミマセン…。まだ確たることは言えませんが、切り込みの使用有無で重心を攪乱させるような梱包が、一部の景品で行われている可能性がありそうです。次回同様の発見があった場合はきちんと検証したいです。
景品名 | ドラゴンボール超 超戦士列伝~第八章 天下無敵のフュージョンパワー~ |
梱包形式 | 厚紙仕切り形式 (上下固定式 /上下非固定式 ) |
重心 | 上/中 (動く場合もあり)、下/表 (上の場合もあり) |
登場年月 | 2020/06 |