クレーンゲームの景品の開封例137:ドラゴンボール Q posket-BULMA-Ⅱ

久しぶりに「Qposket」を開封してみましょう。「Qposket」は人気タイトルの場合に個体差があります。今回の景品はカラー毎に個体差がありました。果たしてどのように差異が作られているのでしょうか。

開封

本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。裏面に寄せてあることが分かります(Bカラーも同様です)。

厚紙の中を見てみましょう。

見てのとおり、Aカラーは頭が下側に配置され、その上に胴体が配置されています。一方のBカラーですが、胴体側が下に配置され、その上に頭が配置されています。これにより、Aカラーの重心は「下」、Bカラーの重心は「上」でした。これは意図的な操作と見て良いと思います。カラー毎に頭の配置に差がある場合、過去には頭部を上側にするカラーのみプチプチで保護が行われる場合もありました。これは偶然上側に寄ったのではなく、意図的に頭部を上部に置いたことを意味していると思います。
…とはいえ見てのとおり、しっかりと仕切りを作って固定している訳ではないので、個体によっては中で動いてやや「中」寄りになる等もあったかとは思います。

同時期に登場したセーラームーンもついでに見ていきましょう。以下の写真は裏面から写したものです。上記のドラゴンボールと違って「表」面にに寄せてあったことが特徴です (上下重心は「下」でした)。

表裏重心の操作にはこれまであまり触れませんが、表側にすることで転がり易くなる等の効果がありますし、これも重心操作の一つですね (他のキャラクターで重心「上」にする場合もありました)。

いかがでしょうか、「Qposket」は重心の偏りが強いので、重心の判断が攻略に大きく影響します。そのためメーカー側でも重心操作をこまめに行っているようです。ご参考ください。

景品名ドラゴンボール Q posket-BULMA-Ⅱ
梱包形式厚紙仕切り形式 (上下非固定式)
重心下/裏、上/裏
登場年月2021/7
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