久しぶりに「Qposket」を開封してみましょう。「Qposket」は人気タイトルの場合に個体差があります。今回の景品はカラー毎に個体差がありました。果たしてどのように差異が作られているのでしょうか。
開封
本景品は、厚紙仕切り形式(上下非固定式)です。裏面に寄せてあることが分かります(Bカラーも同様です)。
厚紙の中を見てみましょう。
見てのとおり、Aカラーは頭が下側に配置され、その上に胴体が配置されています。一方のBカラーですが、胴体側が下に配置され、その上に頭が配置されています。これにより、Aカラーの重心は「下」、Bカラーの重心は「上」でした。これは意図的な操作と見て良いと思います。カラー毎に頭の配置に差がある場合、過去には頭部を上側にするカラーのみプチプチで保護が行われる場合もありました。これは偶然上側に寄ったのではなく、意図的に頭部を上部に置いたことを意味していると思います。
…とはいえ見てのとおり、しっかりと仕切りを作って固定している訳ではないので、個体によっては中で動いてやや「中」寄りになる等もあったかとは思います。
同時期に登場したセーラームーンもついでに見ていきましょう。以下の写真は裏面から写したものです。上記のドラゴンボールと違って「表」面にに寄せてあったことが特徴です (上下重心は「下」でした)。
表裏重心の操作にはこれまであまり触れませんが、表側にすることで転がり易くなる等の効果がありますし、これも重心操作の一つですね (他のキャラクターで重心「上」にする場合もありました)。
いかがでしょうか、「Qposket」は重心の偏りが強いので、重心の判断が攻略に大きく影響します。そのためメーカー側でも重心操作をこまめに行っているようです。ご参考ください。
景品名 | ドラゴンボール Q posket-BULMA-Ⅱ |
梱包形式 | 厚紙仕切り形式 (上下非固定式) |
重心 | 下/裏、上/裏 |
登場年月 | 2021/7 |