今回は女性フィギュアの典型的な重心傾向について、続きを書きたいと思います(ケース①についてはイシュタルの開封ケース、ケース④については加藤恵の開封ケースを参照)。以前にも紹介した通り、立ち姿で頭部が素直に上側に配置されていれば、後は身体の各パーツの特徴からある程度重心が予想できます。今回はケース②です。果たして重心はどうなっているでしょうか。
- ケース①: 髪型ロング + 水着(的な衣装) ➡重心「上」
- ケース②: 髪型ロング + 私服 [ミニスカ] ➡?
- ケース③: 髪型ロング以外 + 水着(的な衣装) ➡?
- ケース④: 髪型ロング以外 + 私服 [ミニスカ] ➡重心「上」
- ケース⑤: 髪型ツインテール + 水着(的な衣装) ➡?
- ケース⑥: 髪型ツインテール + 私服 [ミニスカ] ➡?
(※ケースを追加しナンバーを入れ替えました)
開封
本景品は、ブリスターパック形式です。箱のサイズが少し小さめですが、景品を少し斜めに配置することで、うまく収めていることが分かります。
横から見てみますが、表裏の偏りは特になく、重心は「中」でした。
全体として見ると、パーツの重い部分は上半身に寄っているため、重心は「上」になります。足側の造形はすっきりしているため基本的には軽いです。上半身は胴体・服の重さがあることに加え、髪型も「ロング」なので、肩から腰付近まで髪の重さが加わります。ケース④でも重心「上」なので、今回のケース②は当然重心「上」になりますよね。
今回は髪型「ロング」を扱いましたが、これが「ツインテール」になるとまた少し変わってきます。次回はケース⑥を扱い、ツインテールの場合の特徴を見ていきたいと思います。
景品名 | Re:ゼロから始める異世界生活 スーパープレミアムフィギュア “エキドナ” 制服Ver. |
梱包形式 | ブリスターパック形式 |
重心 | 上/中 |
登場年月 | 2021/3 |