今回のケースですが、撤退ケースです(最近多くないか…?)。いえ撤退ケースって重要なんです。うまく獲得できたケース以上に学びが多いこともあります。2~3手試しての即撤退は良い撤退ということでケースにはしませんが、泥沼化したような撤退ケースは残しておくことにしています。なぜうまくいかなかったのか、考察も含めながらケースを紹介していきます。果たして何が起きたんでしょうか。
攻略
【1手目】左アームを左側面に寄せて入れます。景品が大きく右に動きました。 かなり大きい箱ですが、パワーはありそうですね。
(奥側が大きく右に動きました)
【2~4手目】続けて奥側を右に振っていきます。順調に右に動きます。4手目で奥側がハマりました。
(奥側を右に振っていくと…)
(奥側がハマりました)
【5~6手目】手前側に向けて乗り上げて奥側を外したいたいです。…が、大きい箱でかつ手前角が浮き過ぎていてガラス面に当たりそう。少し角をならしておきます。右アームを手前角にかけて少し左に振ります。
(手前角を少しならしておきます)
【7~11手目】奥側を外したいですが、まずは「つまみ上げ型」でいきます。対角線上の両角を両アームで持ち上げます。手前側が持ち上がる動きは見せますが、奥側は外れてくれません。何度か試すと惜しい動きは見せるのですが、やはりあと一歩で外せません。
(つまみ上げるも外し切れず…)
途中から「乗り上げ型」に切り替えます。今度は沈んでいる奥側の角を両アームで持ち上げます。手前に持ち上がる動きを見せるものの、乗り上げるまではいきません。動かしているうちに左側が沈んできて奥側のハマりも浅めに戻ってしましました。うーん…いけそうに思ったんですがダメですね。
(奥側の角を持ち上げるもダメ)
【12~13手目】かなり横向きになり、かつ奥側のハマりが戻ってちょっと嫌な予感…。「残存角外し」で奥側を角を外しにいきます。下降停止しながらアームを通していきますが、ハマりが深まりません (やはり戻るような動きも)。この動き…なるほど理解しました、これはハマっている手前側に重い部分が来てしまっていますね。これはダメなやつです、悔しいですが撤退です。
※初期位置直しを依頼したら店員さんサポートがあり、その後数手で獲得しました(左右の重心はやはり「左」でした)。
(奥側にアームを通してもハマりが深まらず…)
総括
箱の左右で偏りが大きい景品の横ハメは注意が必要です。今回は左右の重心が「左」に結構偏っていたので、重心側を上にした横ハメで外し切れませんでした。このリスクにどう対策すれば良いかですが、造形からある程度警戒はできます。今回であれば造形から左右の偏りが大きいであろうことは気付けたはずでした。その警戒を持って臨めば、初手の動きが良すぎること等からもう少し早い段階で左右重心に気を配れたと思います。反面教師としてご参考頂ければと思います。
景品名 | ヱヴァンゲリヲン新劇場版 リミテッドプレミアムフィギュア“初号機” |
設定 | 橋渡し |
登場後日数 | 1日目 (初日) |
攻め型 | つまみ上げ型 (乗り上げ型) |
獲得手数 | 13手 (撤退) |
重心 | 中/裏 |