クレーンゲームの攻略例268 (橋渡し)：大型の正四角柱で座った造形、何に気を付けるべきか？

大型の正四角柱で座った造形のフィギュア…いかにも重心が偏っていそうですよね。重心統計上は、座った造形だと「動く」や「下」であることが多いです。もう少しいうと、重心「上」のケースはほとんどないです。動く場合は最初は「下」に寄っていることが多いので、重心は「下」(奥側)と想定していきたいと思います。どうなるでしょうか。

攻略

【1～2手目】左奥側に左アームを寄せて入れ、奥側を右に振ります。1手目で動きが悪いので、もう1手追加。奥側が少し右に動きました。やはり重心は奥側に寄っていそうです。

(奥側が少し右に動きました)

【3手目】右手前側に右アームを寄せて入れます。手前側が大きく左に動くと、手前側がいきなりハマりました。手前側は非重心側だと思いますが、それにしてもなかなか良い動きです。

(手前側を左に振ると…)

(手前側がハマりました)

【4～7手目】横にする前にハマった状態なので、ここは「乗り上げ型」でいきます。沈んでいる手前角を両アームで持ち上げます…が、乗り上げ切れず。何度か試すもののもう少しのところで乗り上げられません。奥側に乗り上げようとする動きで、手前側のハマりが深くなってきました。これ以上深くなるとアームが届かなくなります。7手目で、左爪を角の裏に潜り込ませると、なんとか乗り上げることに成功しました。

(手前角を持ち上げ…)

(なんとか奥側に乗り上げました)

【8～9手目】ギリギリ乗り上げたような状態なので、位置調整が必要です。右アームを右手前側に寄せて、手前側を左に振っていきます。アームの位置が手前過ぎると、本体で押した勢いで乗り上げる前の状態に戻してしまうため、そうならないように気をつけながらアームを入れます。

(位置調整します)

【10手目】調整が終わったので、後は手前に転がして落とします (重心はやはり「下」(奥側)でした)。

総括

重心が奥側だったので「乗り上げ型」が有効でした。局面としては、7手目で左アームを角の下にうまく入れることがポイントです。景品のハマり方が深くなると、「乗り上げ型」が難しくなってきます。今回の台だとアームのひねりが時計回りなので、左アームの方が角の下に入れ易いです。もし角を捕捉できない場合は固執は禁物で、早めに横ハメに切り替えた方が無難だと思います。皆さまはどのように攻略されたでしょうか。

ちなみに本景品ですが、造形が「座り」の良いサンプルですので、後日開封ケースにもアップする予定です。造形「座り」の場合になぜ「下」か「動く」になりやすいのか、開封して確認していければと思います。