重心傾向のサンプル点検

サンプル点検の必要性

現在の重心傾向の統計データは、2022年1月~2023年3月の獲得実績 (983獲得景品/1,141登場数 [獲得率86%])を利用しています。一方で、適宜データの最新化も必要になります。以前もご報告したように管理人としては網羅的な獲得はやめることとしましたので、今後は定期的に「サンプル点検」を行うことで、傾向の継続把握・データの洗い替えを行いたいと考えております。

サンプル点検の方法

まず、傾向把握の対象は絞りたいと思います。上記統計期間中の景品ブランド数は115ですが、登場頻度を考えると30ブランドに絞ることで概ね登場全体の70%はカバーできるためです。具体的には以下のように絞ります。

  • まずQposketは対象外とします。Qposketは登場数は多いものの意図的な重心操作が顕著で傾向把握があまり意味をもたないためです。
  • その上で、登場頻度の多い順に並べて全体の7割程度の占有率のブランドを対象とします(30ブランド)

30ブランドについては以下の頻度でチェックします。

  • 一般的な統計理論で必要なサンプル数の概ね半数を獲得してチェック
  • 重心傾向が顕著に明確なブランド (7ブランド) は、さらにその半数のみ獲得してチェック
  • 上記を対象に重心傾向が大きく変わらないか検証し、変わる場合は獲得頻度を一時的に上げてデータを洗い替えたいと思います。

サンプル数ですが、既に傾向を一度把握したものに対する追跡チェックであるため(全く新規の母集団に対する検証ではないため)、一般的な統計理論の半分程度とします。この数で不都合がありそうなら、増やすことを検討したいと思います。

また、新登場のブランドが出てくると思います。傾向把握の対象とするかどうかは登場数の占有率次第になります。傾向対象は半年で見直しますので、その際に新たに対象となるブランドは一時的に獲得頻度を上げて重心データを収集します。